タイ旅行こぼれ話

早いもので、バンコクへ旅行してからもう1か月が経とうとしています。

仕事の合間に旅行記をちまちまと書き

買ってきたお土産もあらかた手放したら

写真を眺める機会も減ってきて、

我が家にあれほど漂っていたタイの空気も

時間とともに、少しずつ薄まってきています。

 

 3泊5日の短い日程ながら、東南アジアの魅力に触れるには

充分すぎるほどの体験だった今回のバンコク旅行。

不思議なことに、気持ちが落ち着いてきた今になって

水面からゆっくりと浮き上がるように

思い出されてくる出来事もあり、

旅行記には書ききれなかった全体的な感想や

印象に残ったことなどを

こぼれ話としてもう少し書いていきます。

 

人がやさしいタイランド

今回のバンコク旅行で1番感じたのは

人の優しさ、暖かさです。

行く前の段階で、旅行経験のある多くの知人から

「タイは人がいいよ」と聞いてはいたのですが、

果たしてこれは本当のことでした。

 

たとえば、地下鉄の入り口にあるジューススタンドで

たくさんの種類があるジュースを選びきれずに悩んでいると

斜め後ろの方からスッとおばさんが寄って来て

「このジュースがおいしい。ちょっと酸っぱくて飲みやすい。

私はいつもこれを買う」

と教えてくれ(何のフルーツだったか忘れてしまいましたが、実際おいしかった)

その通りに買って飲み、お礼を言おうと振り向くともういなかったり

 

カードに現金をチャージして使う形式のフードコートで

そうとは知らず、注文後にお札を渡したら

何も言わずに精算してくれたり

 

改札を通るときに切符の入れ方がわからず困っていると

後ろにいた若いカップルが

「こうやって入れるんだよ」

と身ぶり手ぶりで教えてくれたり

 

といったことが行く先々であり、

非常にほっこりと暖かい気持ちになりました。

 

1部のタクシーやトゥクトゥク

ボろうとしてくるおっちゃん達がおちゃめなこと以外は、

基本的に穏やかで優しい人が多かったです。

 

オネエの方が普通にいる

もう1つ、バンコクで印象的だったのは

オネエの方が多いこと。

これも事前に聞いていたことであったとはいえ、

なんとなく日本の感覚で

(きっと夜の街やバーに多いのだろう)と思っていたのです。

 

ところが、日中街を歩いていると

食堂で調理している人が

水上マーケットで象の置き物を売っている人が

ちょっとおしゃれなシェイク屋さんで注文を取りに来てくれた人が

空港の売店でレジを打つ人が

 

ここにもオネエ、あそこにもオネエといった感じで

朝夕場所を問わず、普通に当たり前の風景として

オネエさんたちが街に溶け込んでいるのです。

どこにいても高確率で出会えるので何の珍しいこともなく、

ゲイの方にとってはかなり暮らしやすいだろうなと感じました。

皆さん優しくて、話し出すと

はにかんだように喋る方ばかりだったのも

可愛らしくて記憶に残っています。

 

料理の辛さが罰ゲーム級

カオマンガイ(茹で鶏を鶏だしのしみたご飯にのっけたもの)や

カオニャオマムアン(ココナツミルク+マンゴー+ご飯のデザート。

食べるとクセになる美味しさ)など、

辛くない美味なメニューも多いタイ料理。

 

しかし、辛い料理はとんでもないポテンシャルで辛いのも特徴です。

 

どのくらい辛いかというと

店員さんに「これ辛い?」と聞いて

「ちょっとだけね」

と言われて頼んだグリーンカレー

ココイチでいう「5辛」に匹敵する衝撃を感じるほど。

※主人に同じ説明をしたら「5辛を食べたことがないのでよくわからない」と言われました。

普通は食べないものなんでしょうか。

 

料理に添えて出される赤いタレやソースなども、ほとんどもれなく罰ゲーム級の辛さです。

辛いものが平気な私でも

「おお、これは」

と確かな手応えを感じるメニューが多かったので

辛いものが苦手な人は、早い段階で安心して食べられる

セーフティーメニューを確保しておいた方がよいかもしれません。

 

辛いものが好きで「韓国料理も全然平気」という人なら

わざわざ有名店へ行かなくても、

ちょっとした屋台に立ち寄るだけで

安くて美味しいグルメ旅が満喫できるでしょう。

 

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お土産に買ったグリーンカレーペースト。やっぱり辛かったです笑

 

まとめ

こうして書いていると、またタイの記憶がよみがえってきて

「また行きたいなぁ」とぼんやりしてしまいます。

 再訪したい気持ちもありつつ、

今度はもう少し違う国を見てみたい思いもあり

次回は2泊3日くらいで行ける国へ

さらっとひとりで行ってみようかと企んでいるところです。

 

ひとり旅の感想もブログでご紹介できればと考えていますので

そのときはどうぞまたお付き合いください。

 

タイ旅行記1日目から読まれる方はこちら

kimuram.hateblo.jp