40代女ひとり旅~台湾・台北~1日目その1:台北到着
前回からの続きです。
これまでにJet Star、Air Asia、Peachと3社のLCCを利用した中で
今回使ったPeachはもっとも乗り心地が良いと感じます。
しかし、フルメイクばっちりの妖艶なCAさん(男性も妖艶です)
が見られるAir Asiaが私は好きですし、
Jet Starも積極的に利用したいと考えています。
「漢字がわかる」という感覚
桃園機場へ到着すると、中国圏に来たことを実感させる
漢字だらけの案内板が出迎えてくれます。
「中国語圏に来たなぁ」と感じさせる漢字の羅列
中国語はわからなくても、漢字が書かれていると
なんとなくの意味はわかる、とよく聞きますが
本当にその通りで、はっきりと言葉にできないのに
漢字から受ける強いイメージが
心に語りかけてくるという、
安いテレパシー能力者に出会ったような感覚に
台北滞在中ずっと包まれることになるのでした。
到着早々なかなかのインパクトで迫る謎の豆飲料
気さくな台湾人:Part1
機内食を取らなかったので空腹を抱えつつMRTに乗り
横長の座席で路線図を広げながら
隣に座っていた60代くらいのご夫人が
何やら中国語で話しかけてきます。
「ごめんなさい、中国語がわかりません」と英語で答えると
一瞬顔を曇らせたご婦人。諦めるのかと思っていたら
今度はジェスチャーと片言の英語を交えて、
一生懸命こちらに何か伝えようとしてきます。
どうやら
「あなたの持っている路線図を私も見たいから
このスマホで写真を撮らせてくれないか」
と言いたいようで、快くカメラの前に差し出した路線図を
パシャっと1枚撮ると、ご婦人はお礼を言われた後
ずっとご機嫌でその画像を眺めていらっしゃいました。
この憎めないやり取りのおかげで、
終点の台北駅まで私がどんなに楽しい気持ちで列車に揺られていたか
ご婦人に2度と伝えられないのが、今も少し心残りです。
地べたでランチ
小1時間ほどで台北駅に到着すると
忘れていた空腹がぐーんと復活してきたので
駅ナカを物色することに。
肉まん屋や弁当屋など、美味しそうなお店が軒を連ねており
物珍しさと空腹で目移りしながら
ふと見ると、台北駅の構内にある白と黒のタイル床に
多数の人が座り込み、のんびりとお弁当を食べているではないですか。
広い台北駅構内。休憩所を兼ねているのか
日本人からすると
「え?いいの?」と思いたくなりますが
どうも台北ではいいようです。
私はすっかり嬉しくなってしまい
ホテルで食べるつもりだったお弁当を
早速構内の地べたに広げて、優雅にランチを取ったのでした。
ラゲージに置いてみた肉弁当。床に置くよりお行儀良くしてみました
1日目その2へ続きます。