アマチュアバンド取材記3 ~Reckless Wind~
前回の更新から1年8ヶ月。
随分と間が空いてしまいましたが、
久しぶりのバンド取材記です。
(画像提供:Reckless Wind)
今回はギターとボーカルで活動するデュオ
"Reckless Wind" のお2人をご紹介します。
結成直後から精力的に活動しているデュオ
結成してまだ1年足らずながら、ソウルフルなギターと
癒しのある歌声で着実にライブを重ねているReckless Windさん。
ユニットとしては6回目となる2月開催予定のライブに向け
梅田ALWAYSにスタジオ入りされているところへ
お邪魔してきました。
スタジオのドアを開けると、ちょうど練習されていて
集中しておられたのか、私が入って来たことにしばらく気づかれなかったようで
少しびっくりさせてしまいました。すみません。
ちなみに、スタジオの防音用に作られた重いドアを
いくつも開けて入っていくのは
どこか別の世界と繋がるような気がして、私はとても好きです。
「お客様に楽しんでもらいたい」選曲と衣装にもこだわって
スタジオでは、次回のライブで演奏する
”ここでキスして” ”Unconditional Love” ”Shake it off”
の3曲を練習されていました。
ギターのなかたさんが持つ「動」の躍動感と
いけださんの「静」を感じさせる
どことなくあどけなさの残るボーカルが
互いにぶつかることなく、居心地の良い空気を醸しています。
「曲を決めるときは、お互いにやりたいものを出し合って
反対意見が出なければ採用しています。
ライブでの選曲は、2人がこのタイミングでやりたい曲で
かつ見てくださるお客様にも楽しんでもらえたり、
誰もが聞いたことのある曲を選ぶようにしています」
となかたさん。
(画像提供:Reckless Wind)
「たとえばクリスマスライブだったらサンタぽい衣装や曲とか。
やはりステージに立たせていただくのだから2人よがりではダメだと思いますし。」
ユニットの楽しみは選曲もありますが、2人のステージ衣装を
色合いやアクセサリーを合わせたりとか。色々楽しませていただいてます。」
と熱く語ってくださいました。
「僕たち、荷物の多いユニットなんです」
ボーカルのいけださんは、曲に応じて
アンデス(鍵盤笛)やタンバリンなどの楽器も使います。
「ある時課題曲で”My Cherie Amore”とLove me Tender"をやった際に
『間奏で吹きましょうか』と提案したんです」
といけださん。
なかたさんもアンデスのなんともいえない音色が気に入り、そのまま定着したとのこと。
他にもエフェクターや録音機材など盛りだくさんで
「僕たち、荷物の多いユニットなんですよ」
と笑っておられました。
ただ演奏するだけでなく、楽しんでもらいたい
お互いのアイデアは尊重しつつ
工夫を凝らして、頑張って良いものにしていきたい。
そんなお2人の気持ちが伝わってくるようです。
「コンスタントにライブをしたいが、クオリティも大事ですね」
スタジオからとあるレストランに場所を移し、
バンド名の由来や今後の抱負などについても伺いました。
バンド募集の掲示板で知り合ったお2人は
偶然にも同い年とのこと。
亥年にあたる本年は年男、年女でもあり
猪突猛進的な意味合いのある"Reckless"がユニット名に入っています。
「演れそうなものは何でも果敢にチャレンジしたいし、
ライブもコンスタントにやっていきたい。
それでいて、クオリティも大事にできたらベストですね」
と思いを語っていただきました。
ライブ情報
Reckless Windさんの次回ライブ情報は以下の通りです。
"Aid Live"
日時:2019年2月10日(日)13:00開場
会場:Live bar Beat in
入場料:1drink付 大人¥1,500- 中学生以下¥500-
※入場料の1部はがん新薬、治療のための団体に寄付されます。
出演者やアクセス、注意事項については以下フライヤー情報もご確認ください。
(画像提供:Reckless Wind)
お2人とも終始大変に物腰が柔らかく、何かと気遣ってくださり
年代が近いこともあってか、好きな曲のお話も楽しく
とても和やかな取材となりました。
あと、私の撮影の腕が悪く
実際のいけださんは画像の100倍美しかったことも追記しておきます。